受験の基礎知識
総合型選抜とは?仕組み・特徴・対策をわかりやすく解説
総合型選抜で評価されること、準備の時期、向いている人、注意点を高校生・保護者向けに整理します。
総合型選抜は、学力試験の点数だけでなく、志望理由や高校での活動、面接・小論文などを通して、大学が求める学生像との適合性を総合的に評価する入試方式です。
総合型選抜とは
大学が示すアドミッションポリシー(入学者受入れの方針)に照らし、書類、面接、小論文、プレゼンテーション、学力検査などを組み合わせて受験生を評価する選抜方式です。評価する内容や試験の組み合わせは、大学・学部・方式によって異なります。
何が評価される?
志望理由
なぜその大学・学部で学びたいのか、学びを将来へどうつなげたいのか。
高校での活動や経験
部活動、探究活動、学校行事、地域活動などで何を考え、どう取り組んだか。
調査書・学習成績
高校での学習状況や履修内容、評定など。扱い方は方式ごとに異なります。
面接
志望理由や学びたい内容について、自分の言葉で説明できるか。
小論文・プレゼン等
資料を読み取り、根拠を示しながら考えを表現できるか。
学力の確認
大学によっては、共通テストや大学独自の教科試験などが課されます。
いつ頃動く?
高校3年になってから急に始めるのではなく、高1・高2から学習や活動、志望分野について考えておくことが大切です。具体的な日程は大学ごとに異なるため、必ず最新の募集要項を確認してください。
どんな人に向いている?
- 学びたい分野や志望理由が比較的明確な人
- 高校生活で取り組んできたことを自分の言葉で説明できる人
- 面接や文章で自分の考えを表現する練習に取り組める人
- 大学や学部について自分で調べ、準備を続けられる人
どんな対策が必要?
- アドミッションポリシーの確認大学・学部がどのような学生を求めているかを読み取る。
- 志望理由の整理興味を持ったきっかけ、大学で学びたいこと、将来とのつながりを具体化する。
- 活動経験の振り返り何をしたかだけでなく、課題、工夫、学び、成長を整理する。
- 志望理由書・小論文・面接先生などから助言を受けながら、書く・話す練習を重ねる。
- 必要な学力対策共通テストや教科試験が必要な場合に備え、普段の学習も止めない。
注意したいポイント
出願資格・評定
評定、履修科目、卒業年度などの条件が設けられる場合があります。
専願・併願
合格したら入学することを条件とする方式や、他大学と併願できる方式があります。
資格・学校長推薦
英語資格などの条件や、学校長の推薦を必要とする方式もあります。
共通テスト・入学辞退
共通テストの受験や、合格後の手続・入学辞退に条件がある場合があります。
沖縄県内大学の総合型選抜
沖縄県内の大学でも、多くの大学・学部で総合型選抜が実施されています。実施学部、出願条件、選抜方法は大学ごとに異なります。
大学ページから、学部・学科と入試方式を確認できます。
よくある誤解
Q. 総合型選抜は勉強が苦手でも受かる?
学力を評価しないとは限りません。調査書、共通テスト、教科試験などを課す方式もあるため、必要な学力と評価方法を募集要項で確認しましょう。
Q. 活動実績がないと受けられない?
特別な受賞歴などを必須としない方式もあります。日々の学習や学校生活での経験をどう振り返り、志望理由へつなげるかが大切です。ただし、出願条件は大学・方式によります。
Q. 評定が低くても受けられる?
評定条件がない方式もあれば、一定の評定を求める方式もあります。名称だけでは判断できないため、志望先の出願資格を確認してください。
Q. 総合型と学校推薦型は同じ?
異なる選抜区分です。学校推薦型では学校長の推薦が基本となりますが、総合型選抜の出願条件や選考方法も大学ごとに異なります。